マネー教育

【ゲームでマネー教育】60日におよんだ為替ゲームの最終勝者は誰?

昨年11月からはじめた為替ゲーム。60日という長めの期間をもうけたため途中で自然消滅的するかも・・・。と、若干の不安もありましたが、すっかり子どもたちもハマってくれたおかげで無事に完走することができました。

さて、為替ゲームの勝者はだれだったのでしょう?

おさらい

為替ゲームのルール

  • 1~3か月程度の期間をもうけて、その期間内に定めた額(たとえば、20ドル)のドルを購入すること。
  • 1日に何ドル購入してもOK!ただし、最終日までに全額を買いきらなくてはならない。

※実際にはお金のやりとりはせず、紙上に記入することでやり取りを行います。
※実施期間は目安です。

勝敗の確認方法

  1. 購入期間が終わったところで、それぞれがすべてのドルを購入するのにいくらかかったのかを計算する。
  2. 総購入金額が一番安い人が勝ち!

対象期間・購入指定額

今回我が家でおこなった為替ゲームでの対象期間・購入指定額は次のとおり。

対 象 期 間 
2020年11月9日~2021年2月2日の間の合計60日(土日祝日やお正月休み等一部お休み)

購入指定額 60ドル

途中経過報告

先日、30日を経過したところで途中経過を報告しました。そのときは長女と次女がデットヒートを繰り広げており、0.08円差で長女が暫定1位。コツコツ買い続けていた母は3位、父は信念を持っての一発勝負にかけていて、その時点はまだ1ドルも購入していないという状況でした。

途中経過報告と為替ゲームのメリットはこちらの記事でCheck!

【ゲームでマネー教育】暫定一位は誰!?為替ゲーム途中経過報告我が家は現在60日のスパンで、為替ゲームの購入編を行っています。先日30日程経ったので、途中経過をご紹介します。 為替ゲームの詳細...

最終結果報告

それでは、60日経過しての最終結果はどうなったのでしょうか?さっそく結果をご報告します。

長女 次女
購入額合計¥ 6229.15円 6226.68円 6177.6円 6238.35円
平均購入単価 103.81円 103.78円 102.96円 103.97円

2020年11月9日~2021年2月2日 平均レート1$=103.97円

ドル最安値102.91円(1月5日)/ドル最高値105.40円(11月11日)

なんと一発勝負の父、優勝!

私が教えたかったのは「一発勝負は危険、ドルコスト平均法は有効である」という結論だったのですが・・・見事思惑は外れ、なんとも興味深い結果となりました。20日間近く相場を様子見したのち「102円台になったら全額買う!」と高らかに宣言した父。その宣言通り、102円台に突入した日に全額を購入しました。翌日の方がさらに円高になったのですが、結果として102円台はそう長くは続かなかったため、全額一気に購入した量の優位性によりそのまま父が見事「優勝」を手にしました。

前回暫定1位だった長女は、最後もう少し円高になると読み粘ったものの、最終日に向けてどんどん円安に動いてしまい、最終日104.98円で残っていた9ドルを購入したことが響いて3位転落。次女が見事2位に踊りでました。

為替ゲームから学んだこと

コツコツ購入のメリット

コツコツ60日間1ドルずつ購入していった母は、なんとまさかの最下位!一度も上位に食い込めないまま、万年最下位で終わりました・・・。

ここでようやく母は大きな過ちに気づいたのです・・・。ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額を購入していくこと。(定額購入)しかし、母がやっていたのは定期的に一定数を購入していくこと。(定量購入)つまり、ドルコスト平均法の手法とは違ったのでした・・・。そんな間抜けな経緯もあり、今回のゲームからは「ドルコスト平均法は有効である」という証拠を子どもたちに示せなかったのでした。

しかしながら、コツコツ購入を続けていて感じた最大のメリット、買うか買わないか悩まなくてよい。神経をとがらせて相場をみていなくていい。というところはドルコスト平均法のメリットのひとつとも共通しています。とにかく淡々と買う。相場に振り回されるストレスがないというのは大きなメリットだと体験を通じて身をもって感じました。

そのため、実際の投資には期限がないからずっと相場を確認し続けるのは大変。だから何年も何十年もかけて投資し続けるときにはコツコツと一定額を買い続けるといい。ということは子どもたちに教えることができました。

投資をおこなうときは自分の中にルールをもつこと

為替ゲームを終えて、子どもたちにむずかしいと感じたことを聞いたところ「いつ買えばいいのか悩む」「明日の方が安かったら・・・と思うといっぱい買えなかった」という声が上がりました。その感想と「一発購入した父、優勝!」の結果から見えたこと。それは「自分のルールをもつことは大事」ということではないでしょうか。

チャートや掲示板の口コミ、目標株価などの指数に心が揺れて衝動的に売買してしまったこと、ありませんか?投資は常に見えない未来を予想しながらおこなうので、自分の中に確かなものを持っていないと外部の声に急に不安になって、当初自分が決めていた行動と異なる行動をとってしまいがちです。そしてだいたい、後悔しますよね・・・。そんな後悔をちょうどしていた私自身が、自分の中に明確なルールを設定し、その状況になったら迷わず、淡々と、実行する。この繰り返しが素人が投資で大きな痛手を被らない秘訣だと、今回改めて学びました。

「投資をおこなうときは自分の中にルールを持つこと」これを子どもたちに教えるきっかけとなったことも、このゲームから得られた大きな効果のひとつです

おわりに

為替ゲームは繰り返しおこなうことで、だんだんと上達していく過程を楽しむこともできます。今回の結果をうけて、子どもたちは次はどのような戦略で進めるのか。次回取り入れるときは、それぞれゲームをはじめる前に「自分の購入ルールを宣言する!」ことを加えてみようと思います。

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