考え方や使い方次第で、人生を豊かにもすれば破滅に陥れたりもする「お金」の存在。それゆえ「お金にまつわる名言・格言」は数多く残されています。現世に名を残す創業者や偉人はどのような考えでお金と向き合っていたのでしょう。いまを生きるわたしたちの心にもグッとくる名言・格言を中心にあつめてみました。
金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。
小林一三(阪急電鉄創始者)
金銭は独立の基本なり、これを卑しむべからず。
福沢諭吉(慶應義塾創立者 1835~1901)
金は働きのカスだ。
機械を運転しているとカスがたまるように、人間もよく働いていれば、金が貯まる。
渋沢栄一(実業家 1840~1931)
効率や損得にとらわれると、人間が小さくなる。
斎藤茂太(精神科医 1916~2006)
お金も愛情も人材も、心から集めたいと思う人に集まってくる。
そしてそれを大切にしてくれる人のところに集まる。
松下幸之助(パナソニック創業者 1894~1989)
自分の金、自分の仕事、自分の財産。
自分のものといえば自分のものだけれど、これもやっぱり世の中から授かったもの。
世の中からの預かりものである。
松下幸之助(パナソニック創業者 1894~1989)
金よりも大事なものに評判というものがある。
世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。
金なんぞは、評判のあるところに自然と集まってくるさ。
坂本龍馬(土佐藩郷士 1836~1867)
金を馬鹿にする者は、金に馬鹿にされる
本多静六(林学博士 1866~1952)
不景気は商売がうまくいかない原因ではなく、平等に与えられた条件にすぎない。
藤田田(日本マクドナルド創業者 1926~2004)
貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。
二宮尊徳(経世家、農政家 1787~1856)
まとめ
こうやって残された名言や格言に触れると、現世に名を残す偉人たちは、偉人になるべくしてなった方々なのだと思い知らされます。自分の信念に添って事業を成し遂げ、ブレることなく、振り回されることなく、お金とも向き合い続けたからこそ、名声も富もその両方を手に入れられたのではないでしょうか。周囲を大切にし、自分の信念に忠実に一生懸命生きていると、お金はあとから自然とついてくるものなのかもしれませんね。
