マネー教育

【マネー教育】お小遣い定率制の次女が着々と複利効果の恩恵を受けていた

164円からはじまった次女のお小遣い。半年経過したいま、どのようになっているのか確認してみました。

お小遣い額はどれだけ変わった?

「ヒロシです・・・。だ!」と思わぬところに大喜びしたお小遣い額、164円からスタートした次女のお小遣い定率制。「毎月月末残高の5%をお小遣いとする」というルールのもと順調にまわっています。どれだけお小遣い額が変わってきたのか、次女のおこづかい帳を覗いてみましょう。

次女のおこづかい帳を公開

月日 うちわけ 入金  支出 残高
9月1日 おこづかい 164   3,444
9月5日 おちていた 2   3,446
9月22日 おばあちゃんから 1,000   4,446
9月22日 お花   200 4,246
10月1日 おこづかい 212   4,458
10月1日 たん生月ボーナス 300   4,758
10月1日 おちていた 1   4,759
10月9日 ぼ金   100 4,659
10月10日 おちていた 100   4,759
11月4日 おこづかい 238   4,997
11月14日 おばあちゃんから 1,000   5,997
12月7日 しと不明金   97 5,900
12月7日 おこづかい 295   6,195
12月17日 おたすけ 220   6,415
12月17日 ぎん行へ   4,000 2,415
    4,000   6,415
12月28日 おたすけ 100   6,515
1月7日 おこづかい 326   6,841
  おたすけ 90   6,931
1月15日 おだちん 76   7,007
2月1日 おこづかい 350   7,357

はじめてつけたおこづかい帳。途中記載漏れが何度かあって泣きそうになりながら記憶をたどったりしつつも、頑張ってつけ続けています。祖父母からの1000円の臨時収入が2度ほどあったことも影響し、残高が順調に伸びてあっという間にお金持ちに!

途中で出てくる「おたすけ」は、おたすけウーマン制度で得た報酬です。手元のお金が増えたので12月に銀行に預け入れをしましたが、お小遣いの額を計算する便宜上、おこづかい帳上は同額を戻し入れました。それと、家の中で拾ったお金を自分のものにしていますね・・・。しれっと自分のお小遣いに入れるあたり、さすが次女です。

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お小遣い額の推移

おこづかい帳の金額をもとに、お小遣い額の推移を表にしてみました。

きれいな右肩上がりです。途中2回ほど祖父母と会食をした際にもらったお小遣いを別会計としなかったことも影響し、予想以上のスピードでお金を貯め込んでいますね。お年玉はもちろん別会計としましたが、今後は1000円以上の臨時収入はすべてお小遣いとは別会計にしてもらおうと交渉することを考えています。

次女にあらわれた変化は?

おそるべし複利効果!

今月のお小遣い額は350円。初回が164円でしたから、なんと半年で213%増となりました!おそるべし複利効果。

毎月のお小遣い額は自分で計算させているのですが、毎月ニヤニヤが止まらない次女。今月はいくらかな?とウキウキしながらお小遣いをもらいに来ています。

おそるべし体験効果!

定率制でお小遣いを渡すようになる前は、お金の価値をあまりちゃんと理解しておらず、手元にお金があれば無理にでもほしいものを見つけてはムダ遣いに明け暮れていた次女。しかし、定率制でのお小遣いを実際に体験して、手元のお金が増えれば複利効果でお小遣いの額もどんどん増えていくということを身をもって学んでからは、まったくムダ遣いをしなくなりました。ケチになった。というよりは、お金が増えていくのがおもしろい!と感じている様子です。きっと複利について言葉で説明してもなにも伝わらなかったでしょう。しかし、体験したことで低学年でもハッキリと複利について理解していることがわかります。

これからについて

定率制でお小遣いを渡すことにより、おこづかい帳をつける習慣がつき、浪費を控える意識も芽生え、複利の仕組みと効果を学ぶこともできました。今のところ特に問題は生じていませんし、なにより娘がこの制度をとても楽しんで気に入ってくれているので、このまま続けていきたいと思います。

補足

1年に一度、手元残高と学年に応じたお小遣い額の相場とを考慮して、月末残高の何パーセントをお小遣いとするのかは見直すといいでしょう。低学年のうちは青天井にどんどんお小遣い額が増えていくような気がしてしまいますが、学年が上がるごとにお小遣いをつかう範囲も広がっていきますので、意外とバランスはとれますのでご安心を。利率に関しては基準残高にもよりますが、3%~5%程度で渡したい金額になるのが理想だと感じています。

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