マネー教育

【お小遣いでマネー教育】報酬制度から仲介手数料を学んだ子どもたち

先日ご紹介した、報酬制のお小遣いの是非についてと「お助けウーマンリスト」。

【お小遣いでマネー教育】報酬制ってどう?子どもの「得意」に報酬を払おう!たびたび沸き起こる「お手伝いに応じてお小遣いを渡す」という報酬制についての是非を問う議論。お子さんが小さいなどの理由で、最初のお小遣い制...

この記事で、お手伝いは「家族の一員として当たり前に取り組むべきこと」だからお小遣いの対象とはしない。その代わりに、自分の「得意」を提供し、その対価として報酬を得る制度を活用することをオススメしました。

我が家でも「お助けウーマンリスト」として、子どもたち自身が提供できる項目をリスト化をし、運用しています。なかなか目の付け所がよく、実用的なお助けリストに仕上がっているので形骸化することなく活用されていて、子どもたちも定期的に収入を得ています。

そしてこれ、意図せぬところで新たなマネー教育の種に繋がっていました。

この春、文房具等購入で出費がかさんだ長女。お小遣いがみるみる減っていくことに焦りを覚え、収入源を探して「おたすけウーマンリスト」の売り込みに励んだものの長女の思惑通りには受注が伸びず・・・。

その状況で長女が目をつけたのが、次女のリストに載っていたおたすけ項目。そして、このような会話が交わされたのでした。

長女
長女
これ、私やるからママにおたすけ必要ないか聞いてみて
次女
次女
でも、これ私のお助けウーマンリストだから私がお金もらうんだよ
長女
長女
もらった金額の一部をあげるから、残りを私にちょうだい!

なんという交渉・・・。この交渉がいいのか悪いのかは別として、この取引を認めるのか認めないのかも各ご家庭の判断に任せるとして、でも、そうなんです!これってまさに仲介手数料の仕組みですよね。

意図せず、仲介手数料の仕組みを用いて取引をしようとしていた子どもたち。「その発想があったか!」と、私は少し感動すら覚えてしまい・・・早速お取り込み中のところを割って入り、仲介手数料について噛み砕いて話をしました。

  • 仲介業とは、「売りたいもの(買いたいもの)を持っている人にたいして、それを欲しがる人(持っている人)を探してあげて、紹介する」ビジネスである。
  • 仲介手数料とは、希望の相手(人だけでなく、モノや仕事なども場合もある)を見つけてきてくれたことに対して支払う報酬である。
  • こういったビジネスモデルをもつ業態として、有名なのは不動産業。その他人材を紹介する会社(紹介手数料)など、世の中にたくさんある。

それまで、「自分自身が持っているモノや能力、特技を売る」ことで収入を得るビジネスモデルしか頭になかった子どもたちは、そんな収入の得方があることを知り、とてもワクワクした顔で話を聞いていました。ただ一方的に説明されのではなく、体験を通じて学んだことは心にストンと落ちます。自分たち自身がその仕組みのもと、取引をしようとしていたのですから効果絶大だったことでしょう。最近投資をはじめ、「不労収入を増やすにはどうしたらいいかなぁ?」とまで言い出した娘、将来収入の柱を増やしていくことを考えたときには、きっと「仲介手数料」で収入を得る方法がないかについても考えてくれることと期待します。

お助けウーマンリストから「仲介手数料」を学べるとは思ってもいませんでしたが、日常の中でマネー教育を続けている影響なのか、そういったお金に対する感覚や意識が少しずつ磨かれてきたように感じることが増えてきたように思います。収入の柱を複数持つことは、これからの時代、絶対に必要になってきます。マネー教育というと「投資を教えること」と考える方も多いように感じますが、収入を得る手段はいろいろあることを丁寧に教えていくことも、マネー教育における重要ミッションだと考えます。子どもたちの成長に合わせ、さまざまなビジネスモデルも紹介していけるといいですね。

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