我が家は現在60日のスパンで、為替ゲームの購入編を行っています。先日30日程経ったので、途中経過をご紹介します。
為替ゲームの詳細についてはこちらの記事をCheck!

途中経過 結果報告
長女 | 次女 | 父 | 母 | |
購入済$ | 38ドル | 48ドル | 0ドル | 30ドル |
購入総額¥ | 3945.32円 | 4987.29円 | 0円 | 3126.5円 |
平均購入単価 | 103.82円 | 103.90円 | ー | 104.21円 |
2021年11月9日~12月18日平均レート 1$=104.21円
現時点での考察
なんと、現在1位は僅差で長女!母は、高い日も低い日もとにかく毎日1ドルずつコツコツ買い集めています。そのため、子ども達が敬遠した105円台の購入が響いたことと、直近の103円台前半日に勝負に出た子ども達の爆買いで差を開けられ・・・ただいままさかの暫定3位です。
このままでは、ドルコスト平均法で1位を狙う!という野望は叶わないかもしれません・・・。(このときはまだ大きな過ちを犯していることに気づいていませんでした・・・。)でも、105円台を買っても、そこまで子ども達と差が出ていない。というところに、やはりコツコツ効果は出ていると感じます。
そして父はというと、ある1日に60ドルまとめて買う戦略に出ているのですが、いまだ購入の気配なし。ここまでの過去最安値日にもホワイトボードを見なかったのか、はたまた考えがあるのか、購入を見送り夜が明けました。(翌日になったらもう遡っては買えないルールです。)ダークホースとなっています。
為替ゲームによる効果等
為替が身近な存在になった
毎日続けていることで、すっかり「今日の為替」を確認することが我が家の日課になっています。子ども達が帰宅する頃のレートを使用していることもあり、ふたりとも「ただまー!」の次に「今日いくら??」なんてセットで聞いてくる日も多々。
ちょうど先日、このゲームを始めて以来一番の円高ドル安となったのですが、その時には子ども達が自らホワイトボードに「$、本日過去最安値!!今日は安いですよー。今のうちに買おう!」と赤字で書いて購入を勧めていたのには笑ってしまいました。
最高値、最安値。円高、円安・・・。為替用語も子ども達に自然になじんできています。
これまでの30日間は、1ドル105.40円~103.18円のレンジの中で動いています。そこまで大幅に変わることはないけれど、104円台から105円、または103円台に変わったときなどは「なにがあったーーーーー!?」と要因を聞いてきたり、自分なりに考えてみたりしています。為替は世界のさまざまな政策や投資家の思惑を受けて変化していることを、しっかりと理解していることが感じられます。
それぞれの性格を改めて知ることができた
これは意外なおもしろさでした。子ども達の性格が、面白いほどはっきりと浮き彫りになります。
我が家の場合、長女は慎重派。購入するかしないか悩む時間をもち、購入すると決めても「2ドル!」とか、慎重な購入を進めます。しかし、現時点でトップ!しっかり購入すべき日を見極めていることがうかがえます。
一方の次女は積極派。少し安くなったと感じると積極的に買い進め、その上「5ドル買いまーすっ!」など購入数もアクティブ!ただ、前日より安くなったら飛びつき、結果その後の方がもっと安くなっていく・・・。という失敗もあり、現時点では僅差ながら長女に軍配が上がっています。しかしながら、次女の持ち味はめげずに攻めるところ。このあと勝負に出て、逆転勝利!なんてことも次女なら十分にあり得ると思います。
おわりに
ゲームをはじめる前に、このゲームを通じて学んでほしいと考えていた目的は順調に達成されつつあると感じています。為替という投資(投機)方法があること。そして、社会の動きやさまざまな思惑により、お金の価値は常に変化をしていること。そのことを実体験として知ってもらえたことは、大きいと思います。いまの100円が、明日には102円になっている。そんな世の中で、10年後も当たり前に100円の価値を持ち続けている。なんて思いませんよね。とするならば、どうするか。自分でちゃんと考えられるようになるのではないでしょうか。
また、子ども達の性格が如実に出たのも意外な副産物でした。将来、それぞれの性格に合った投資を勧める時にも役に立つかもしれませんね。

