マネー教育をおこなうために取り入れる様々な手法やゲームには、それぞれを通じて学んでほしいと願うテーマがあります。そのため、子ども達がこれから行うことにどのような目的があるのかをより理解して臨めるように、関連して登場する金融用語やその意味などについては、できる限りわかりやすく説明をすることを心がけています。
金融用語を子どもに分かるように説明する、というのはなかなかむずかしいもの。我が家でも試行錯誤しながら、時に四苦八苦しながら教えています。完璧な説明ではないけれど、少しでも参考になれば・・・と思い、ご紹介します。(一部、意訳や極端な事例もありますが、ご了承下さい。)
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今回のテーマはドルコスト平均法
「ドルコスト平均法」をWeblio辞書で調べてみるとこうあります。
ドルコスト平均法(Dollar-cost averaging)毎月一定額ずつ同一銘柄に投資する方法。 価格が高い時には購入数量が少なくなり、価格が安い時には購入数量が多くなるので、投資家は購入平均コストを下げることができる。
子どもに分かりやすく説明してみよう
ドルコスト平均法とは、価格が日によって変わるドルや株や投資信託を一回にまとめて購入しないで、毎月1回10,000円ずつといったように定期的に一定金額ずつ買い付ける方法のことをいうよ。
mom
私が毎日1ドルずつ買っていたのはドルコスト平均法とは違ったんですね・・・。
残念ながらその通り。毎回自分が出すお金は一緒というところがポイントだよ!だから価格が高いときにはちょっとしか買えず、価格が安いときにはいっぱい買えるんだ。
長い期間続けると全体の購入価格が平均化されてくるから大きな損を避けることができるんだね。
- 定期的に毎回同じ金額分の金融資産を購入することで購入価格を平均化させ、リスクを低くする手法である
- 短い期間で利益を得たい場合には不向き
- 長い期間投資し続けるときに向いている
- 勝負した場合に比べて大きな損もしないけれど大きな利益も得られない
- いつ購入すればよいのかと情報を集めたり悩んだりする手間や時間が必要ない
- 長期間購入し続けることが前提のため、かかる手数料には注意!
- 「ドル」と言葉の中に入っているけれど、USドルを使って投資をすることを意味しているわけではない
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