こどもの本棚

子どもから子どもに贈る|小中学生におすすめの一冊【かがみの孤城】

推薦図書やおとなが薦めるこども向けの本の紹介サイトはたくさんあるけれど、なんだか載ってる本は同じものが多いな・・・。と感じたことはありませんか?

このサイトでは、我が家の子ども達が実際に読んで自分たちで紹介文を考えた、子ども目線でリアルにおすすめしたい本を紹介しています。まさに、子どもの子どもによる子どものための本の紹介!あなたの気になる一冊が見つかりますように。

今週の一冊はこちら

この本は、2018年の本屋大賞1位に選ばれた小説です。

大賞に輝いたのも納得!絶対に読んでほしいと心からおすすめするとーってもおもしろい本です!

本は分厚くとても重いため、もしかしたら読み始めるまでに少し勇気が必要かもしれません。ですが、思いきって開いてみてください。時間を忘れてどんどん引き込まれることを保証します。

主人公は、中学生の「こころ」という女の子です。こころはいじめがきっかけで、心が病んで学校に行けなくなってしまいました。そんなこころと同じような境遇の中学生7人が登場し、みんなで力を合わせ、最後はそのチームワーク力で「あること」から突破するのです。いろいろな伏線が張られているので、ネタバレにならないように・・・と思うと随分謎だらけな紹介となってしまい申し訳ないのですが、最後にはその伏線もスッキリと回収されとても読後感もいい本だと思います。最後の最後で明かされるとある重大な秘密もお楽しみに!

とても丁寧に登場人物の心の動きが描かれているので、どの人物も魅力的で、情景がはっきりとイメージが出来、引き込まれます。本の分厚さも忘れ、時間も忘れて一気に読んでしまうでしょう。どうぞ最後までお見逃しなく!!

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