推薦図書やおとなが薦めるこども向けの本の紹介サイトはたくさんあるけれど、なんだか載ってる本は同じものが多いな・・・。と感じたことはありませんか?
このサイトでは、我が家の子ども達が実際に読んで自分たちで紹介文を考えた、子ども目線でリアルにおすすめしたい本を紹介しています。まさに、子どもの子どもによる子どものための本の紹介!あなたの気になる一冊が見つかりますように。
今週の一冊はこちら
この本は、表紙が写真なので実在の人のエッセイかな?と思ったりしますが、架空の人物「麦本三歩」が好きなものにまつわるお話を集めた短編集です。
図書館に勤める20代女子、麦本三歩はおっちょこちょいで天然。先輩から毎日怒られる日々ですが、一方で愛されキャラで先輩からも友だちからも可愛がられ、毎日幸せな日々を送っています。三歩と先輩の距離感や、三歩のたまに見られる謎の行動など、三歩の日常を覗き見しているような見所がたーくさんある一冊です!
三歩の周りはいつもゆったりとした空気が流れているので、読んでいるときも心地が良く、ゆったりと読むことができます。少し変わったキャラクターなので好きかどうか分かれるところだと思いますが、私はかわいく思えて好きでした。
本、ブルボンのお菓子、魔女の宅急便、チーズ蒸しパン・・・三歩が好きなものの中に、皆さんも好きなものはあるでしょうか?私は自分の好きなものもたくさんあって、読みながらチーズ蒸しパンがとても食べたくなりました。
読み終わると、「さぁ今日も頑張ろう!」と思えるお話です。疲れた日には、三歩と一緒に好きなものを満喫してみてはいかがでしょう。(高学年から)
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