推薦図書やおとなが薦めるこども向けの本の紹介サイトはたくさんあるけれど、なんだか載ってる本は同じものが多いな・・・。と感じたことはありませんか?
このサイトでは、我が家の子ども達が実際に読んで自分たちで紹介文を考えた、子ども目線でリアルにおすすめしたい本を紹介しています。まさに、子どもの子どもによる子どものための本の紹介!あなたの気になる一冊が見つかりますように。
今週の一冊はこちら
とてもかわいい表紙の絵と横書きの珍しさに惹かれ購入したのですが、いま(2年生)私の一番のお気に入りの本で、もう2巻とも5回ずつは読みました。
小学4年生の主人公ココは、4歳のときに偶然観た先生のバレエレッスン姿にみとれ、それをきっかけにバレエを習いはじめてどんどん夢中になっていきます。
いつもキリッとしていて近寄りがたく、笑顔を見せないバレエが上手なマリアちゃんとココが、バレエの発表会を通じて心を通わせ仲良くなっていくところがすきです。なかなか仲良くなれずにいるのをずっと見てきた私は、「はやく仲良くなれるように!」とずっと応援していたので、ふたりが仲良くなれたときには「ようやく仲良くなれた!」ととても嬉しくなったからです。どのようなきっかけで、どんな風に仲良くなっていくのかは読んでみてください。
バレエはただ踊るのではなく、表現力が大事になるそうです。表現力をみがくために、いろいろなことを考えて学んでいくのだと知りました。
物語の終わったあとのページにある「バレエノート」や「ココルーム」、作者工藤純子さんからの「読者のみなさんへ」のページもおもしろかったりタメになったりとても楽しくて最後まで楽しみがいっぱいです。わたしは「バレエノート」を見て少しバレエの動きができるようになり、バレエを習っている姉を驚かせることに成功しました!
どんどんバレエが上手になるココちゃん、3巻はどんな物語になるのかいまから楽しみです。(低学年から)